今日はあっちゅんクラスの読み語りボランティア〜
本当はね、先週兄さんのクラスの読み語り予定だったんだけど…運動会の続きを平日にやることになって、丁度その日だったため、読み語りは中止に。
残念。。。
先生に別日に設定してもらおうと思ったら、兄さんが「来なくていい」、とサ(-_-)
チッ。ちょっと前まで「かーちゃんに来て欲しい!」と可愛いこと言ってたクセに。成長しやがって。
10月だしハロウィンだし、とっておきの不気味な絵本読んだろーと企んでたのに!
3学期は最後だし絶対行ってやるー!さて、可愛い可愛い1年生クラスで読んできた絵本は、

こちらの2冊。
「
おばさんのごちそう」
と
「
いのちのまつり ヌチヌグスージ」
今週はずっとあっちゅんと、「読み語りで何読もうかー」と毎日候補に上がった絵本を何冊も何冊も読み比べ、昨日の夜に最終的に2人で選んだ2冊。
「おばさんのごちそう」は、絵を見ればわかる人はすぐわかる五味太郎さんの絵本。

この絵本ね、母が子供の時も大好きだった絵本!出版は40年くらい前。
兄さんが小さい頃にたまたま見つけて「懐かしい!」と手に入れた。
ユーモアたっぷりの驚きの展開は、今の子供が読んでも全く違和感なく楽しめる。
みんな途中で笑ってくれたりしていい反応で、読んでるこちらも楽しかった

そしてもう1冊の「いのちのまつり ヌチヌグスージ」は、沖縄の人が描いた絵本。
ヌチヌグスージとは、沖縄の方言で”いのちのお祝い、いのちのお祭り”という意味だそーな。
"命のつながり"という重い話を、まったく重くなく、かといってもちろん軽んじるわけではなく、うまーく描いた絵本で、
なによりもこの、

大仕掛けページのインパクトは絶大!
ご先祖様がいて自分がいる(お父さんもお母さんも自分のご先祖!)、過去のご先祖様の誰が欠けても自分は生まれてこなかった、そしてこの先自分も命を繋いでいく存在…という深いテーマが、ちっちゃい子にもすんなりと受け入れられるようなわかりやすい内容で描かれている。
読んでる時から、へえ〜っと引き込まれてくれてる雰囲気はあり、仕掛けページではみんな声をあげ、読み終わったらみんなキラキラ笑顔。
担任の先生も絵本の内容に感心したように(笑)、「すごいねえ、みんな、こんなふうに考えたことあったー?」と振ってくれたので、ナイ!ご先祖様がこんなにいっぱいいるってスゴイ!みんな繋がってるんだ!、最初の人って誰だったんだろう?、私のひいおばあちゃんまだ生きてる!等々、口々に感想が。
命の繋がりの不思議さ、大切さ、子供たちの心の片すみに残ってくれるといいな

って感じで、今回もこちらが心洗われるような可愛い1年生たちの反応に、母はとっても癒されてきたざんす

オマケ。
兄さん、ここ半年くらいずーっとハマってるのが
上橋菜穂子さんの小説。
母も大大大好きな上橋菜穂子さんの極上ファンタジー、前々から兄さんが大きくなったら読ませたいなあーと思っていたけれど、思惑通りにハマってくれて母ホクホク。笑
守り人シリーズ10冊を読み終え、今は、獣の奏者シリーズを読んでいる。

一緒になって母も全部読み返してるけど、やっぱ面白いわ〜
でもきっと、11〜12歳の感性で読んでいる兄さんとは感じ方や物を見る角度、いろんなことが違うんだろうな。
羨ましいわ、多感な時期にこんな素晴らしい物語に出会えて。
(ちなみに母は兄さんと同じ年頃、吉川英治の三国志にドはまりしてたワ。笑)そうそう、夏休みの宿題で守り人シリーズの感想を書いた兄さんの読書感想文は、なんと先生に選ばれてコンクールに出されることに。
(ま、書き方というか構成はネットに載ってた「読書感想文の書き方のコツ」みたいなのを参考にして書いたんだけど。笑)
作文苦手な兄さんの自信につながるといいのだけどな。
もういっこオマケ。
週に1度、学校の図書室で本が借りられるのだけど、今週あっちゅんが借りてきた絵本、

「
だいぶつさまのうんどうかい」
がシュールでとってもおもしろい〜

毎回1,2回読んだらおしまいのあっちゅんが、この絵本はもう何回読み返していることか。
見返し部分にいろんな神様仏様が載ってて一応タメになるし、絵が母も好みだから買っちゃおうかな
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