約2週間前、あっちゅんクラスへ読み聞かせボランティアに行ってきたハナシー
…てか2週間前だと…?時が過ぎるのがマッハ…今回は、

この2冊を読んできたヨ

何年もずーっと、ネットなどで知って気になった絵本や、たまたま読んだりして面白かった絵本は全部スマホのメモ機能に題名をメモしているんだけど、今回はそのうちの何冊かを図書館で借りてきて、さらにそっからあっちゅんの反応をみたりして厳選した2冊。
1冊目の、
「
ジャイアント・ジャム・サンド」
は、1度兄さんの時も読もうと思ったけど、タイミング合わなくて保留にしてた1冊。
これはね、低学年には絶対にウケるし、とーっても読み聞かせ向きの絵本。
上のリンク先に詳しいあらすじや感想が載ってるけど、ほんとそのとーりで、
ユニークな絵は、細かいところまで面白おかしく描かれているし、
ダイナミックなお話は、ええー?!うっそー?!って感じで奇想天外、
リズム感のある文章は、読み手としてもすごく読みやすいし子どもの頭にも入りやすい。
オマケにオチも秀逸

本当は…時間的に、もう1冊の方だけを読もうと思ってたのだけど、あっちゅんがどうしてもコレも、というので…担任の先生に少し時間オーバーしちゃう了承を得て読んだ。(2冊読むと2,3分オーバーしちゃうかな、という感じだったので)
で、結果はやっぱりコレも読めてよかった!と思う手応えでござんした

そして、本命のもう1冊は、
「
チキチキチキチキいそいでいそいで」
これはね、角野栄子さん
(たくさん著書あるけど…一番有名なのは魔女の宅急便の原作かな)と荒井良二さん
(世界的に有名な絵本作家)という2大巨匠の共作とあって、気になって以前本屋で手にして読んだことがあったのよね。
で、メモ機能にメモしてそのままになっていたけど…
今回、満を持して(?)読んできた!
…なんて、たいそうな内容のある絵本ではないのだけど。笑
あらすじは、
コウくんは物置で古い腕時計を見つけました。
ネジを巻いて腕にはめると、時計はコッチリポッチリと動き始め、コウくんもコッチリポッチリ動くようになりました。
次の朝目が覚めると、腕時計はチキチキチキチキはやい音をたてて動いていました。
コウくんもチキチキチキチキ動き始め、つられてみんながチキチキチキチキ急ぎだしました。
街中のひとたちが大急ぎで動き始め、大急ぎでいちにちが終わってしまったようですが・・・?コウくんにつられて、周りのヒトやモノ、すべてがチキチキチキチキ早回しで動き出す。
みんなも笑っていたあっちゅんのお気に入りは、チキチキ急いでるお母さんのセリフ、
「コウくん、いそいでパンにすわって、いすをたべなさい!」
ってところ


早口言葉みたいなところもあってなかなか読むのは大変なのだけど、
何度も繰り返される、「チキチキチキチキいそいでいそいで」の言い回しをはじめ、この絵本もとってもリズムのいい文章で構成されていて、読んでいる方も楽しくなる。
そして、オチは…
簡潔に行っちゃうと、元の世界に戻ったら、みんな急ぎすぎて1日が余っちゃったから、残った時間はみーんな夜までたっぷり遊んだヨ!というとーってもほっこりするオチ。
さて、子どもたち、
みんな途中で笑ったり突っ込みいれたりしながら、それぞれ楽しんでくれた様子
(イマドキの子らしく、「やべー!
」「ちょーやべー!
」ってしきりに言ってる子も。笑)いつも思うけど、読み聞かせって、子どもたちのために行ってるいうのは建前で、こっちが子どもたちの反応や表情に癒されに行ってるなーと。
なので、毎回最後に先生に促されて、「ありがとうございました」って子どもたちみんなで言ってくれるんだけど、
わたくしはいつも、「こちらこそ、聞いてくれてありがとうございました♡」と応えている。
反応がなかったり薄かったりする子も、真剣にじーっと見入って聞いてくれるしね。
そんなこんなで、今回もとってもあたたかい気持ちで学校をあとにしたのでござんした
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